64 歳の女性。乳がん検診のマンモグラフィで異常を指摘され来院した。左乳房 に長径約cm の腫瘤を触知する。腫瘤は境界不明瞭で硬く圧痛を認めない。乳頭 からの分泌物を認めない。マンモグラムを示す。 次に行うべき検査はどれか。2つ選べ。
a 血管造影
b 乳管造影
c 経皮的針生検
d 乳房超音波検査
e 骨シンチグラフィ
左乳腺に境界明瞭、辺縁棘状でスピクラを伴う結節を認めています。
カテゴリー5で、精査が必要となります。
- c 経皮的針生検
- d 乳房超音波検査
が行われます。
a 血管造影→関係ありません。
e 骨シンチグラフィ→経皮的針生検で乳癌の確定診断に至ったあとの術前検査として、骨転移の有無を調べるために行われます。
従って正解は、c,dとなります。