ベンゾジアゼピン系薬は身体依存を形成する|第119回医師国家試験C31

第119回医師国家試験 C31(2025年)

正答:e

問題

反復使用した場合、身体依存を形成するのはどれか。

a.LSD

b.大麻

c.コカイン

d.アンフェタミン類

e.ベンゾジアゼピン系薬

正答の理由

ベンゾジアゼピン系薬は反復・長期使用によって身体依存を形成し、中止や急な減量で不眠、不安、振戦、重い場合はけいれんなどの離脱症状を起こします。承認用量の範囲でも起こり得るため、eが正解です。

各選択肢の検討

a.LSD:幻覚作用が主体で、古典的な分類では明らかな身体依存を形成する代表薬ではありません。

b.大麻:依存や離脱症状が起こり得ますが、本設問で典型的な身体依存形成薬として選ぶのはeです。

c.コカイン:強い精神依存を形成します。

d.アンフェタミン類:主に強い精神依存が問題になります。

e.ベンゾジアゼピン系薬:反復使用で身体依存が形成され得ます。

覚えるポイント

古典的な試験分類と現在の物質使用障害の知見は完全に同じではありません。他の物質で離脱や依存が一切起きないという意味ではありません。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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