EBMは個人の経験だけに依存せず根拠を患者へ適用する|第119回医師国家試験B2

第119回医師国家試験 B2(2025年)

正答:e

問題

根拠に基づいた医療〈EBM〉を実践する過程に含まれないのはどれか。

a.患者への適用

b.文献情報の収集

c.文献の批判的吟味

d.患者の問題の定式化

e.個人の経験に依存した判断

正答の理由

EBMでは、患者の疑問を定式化し、必要な情報を集め、妥当性や重要性を批判的に吟味して患者に適用し、その実践を評価します。臨床経験は重要ですが、個人の経験だけに依存する判断はこの過程に含まれないため、eが正解です。患者の価値観や状況も踏まえて判断します。

各選択肢の検討

a.患者への適用:得られた根拠がその患者に当てはまるか検討し、希望や状況も踏まえて適用します。

b.文献情報の収集:疑問を解決するため、適切な情報源から根拠を検索・収集します。

c.文献の批判的吟味:研究の妥当性、結果の大きさや精度、適用可能性を評価します。

d.患者の問題の定式化:何を明らかにしたいかを整理する、最初の重要な過程です。

e.個人の経験に依存した判断:経験だけに依存する判断はEBMの実践過程には含まれません。

覚えるポイント

EBMは文献の結論を機械的に当てはめることではありません。最良の根拠、臨床の専門性、患者の価値観・状況を合わせて意思決定します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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