潰瘍性大腸炎の病変は直腸から連続性に広がる|第119回医師国家試験A7

第119回医師国家試験 A7(2025年)

正答:e

問題

潰瘍性大腸炎に特徴的な所見はどれか。

a.敷石像

b.縦走潰瘍

c.全層性炎症

d.難治性痔瘻

e.連続性病変

正答の理由

潰瘍性大腸炎では、大腸の粘膜を主体とする炎症が直腸側から連続的に広がることが典型的です。したがってeが正答です。ほかの選択肢はクローン病との鑑別で重要な所見です。治療後などには非典型的な分布を示す場合もあります。

各選択肢の検討

a.敷石像:深い潰瘍の間に残った粘膜が隆起してみえる所見で、クローン病に特徴的です。

b.縦走潰瘍:クローン病に特徴的な潰瘍の形です。

c.全層性炎症:クローン病の特徴です。潰瘍性大腸炎は主として粘膜を侵します。

d.難治性痔瘻:クローン病で重要な肛門病変です。

e.連続性病変:正しい。直腸から口側へ連続的に広がる病変が典型です。

覚えるポイント

潰瘍性大腸炎は「粘膜主体・連続性」、クローン病は「全層性・非連続性・縦走潰瘍・敷石像・肛門病変」と比較します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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