第119回医師国家試験 A6(2025年)
正答:a
問題
むずむず脚症候群で正しいのはどれか。
a.不眠を生じる。
b.明け方に生じる。
c.上肢から生じる。
d.歩行を続けると増悪する。
e.異常感覚は脚の表面に出現する。
正答の理由
むずむず脚症候群〈レストレスレッグス症候群〉では、主に下肢の不快な感覚と脚を動かしたい衝動が、安静時や夕方から夜間に強くなります。入眠を妨げたり睡眠を中断したりするため、aの不眠が正答です。運動によって一時的に軽くなる点も特徴です。
各選択肢の検討
a.不眠を生じる:正しい。夜間に強まる症状が睡眠の妨げになります。
b.明け方に生じる:代表的な時間帯は夕方から夜間です。概日リズムを問う選択肢です。
c.上肢から生じる:主に下肢に生じます。上肢に症状が及ぶ例はありますが、典型的な発症部位ではありません。
d.歩行を続けると増悪する:逆です。歩く、脚を動かすなどの運動によって軽減し、安静時に悪化します。
e.異常感覚は脚の表面に出現する:典型的には脚の内部・深部の不快感として訴えられます。皮膚表面のかゆみとは区別します。
覚えるポイント
「脚を動かしたい・安静で悪化・運動で軽減・夕方から夜に悪化」が診断の基本です。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。