放射線による晩期組織反応としての白内障|第118回医師国家試験F2

第118回医師国家試験 F2(2024年)

正答:b

問題

放射線の身体的影響で晩期反応〈障害〉はどれか。

a.脱毛

b.白内障

c.運動失調

d.けいれん

e.皮膚紅斑

正答の理由

水晶体への放射線影響は、一定の潜伏期間を経て混濁を生じ、白内障として現れる。白内障は代表的な晩期の組織反応である。皮膚紅斑や脱毛は一般に早期の反応として整理し、大量被ばく時の急性中枢神経症状と区別する。

各選択肢の検討

a:一般に被ばく後比較的早期に生じる毛包の反応である。

b:正しい。潜伏期間を経て水晶体混濁が生じる。

c:極めて高い線量による急性の神経血管障害でみられうる症状であり、本問の代表的晩期反応ではない。

d:大量被ばく時の急性神経症状としてみられうる。

e:皮膚の早期反応として代表的である。

覚えるポイント

早期・晩期は出現時期の分類。白内障と発がんを同じ機序として扱わない。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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