第118回医師国家試験 D12(2024年)
正答:b・d
問題
慢性腎臓病〈CKD〉の重症度分類に必要なのはどれか。2つ選べ。
a.血圧
b.性別
c.尿比重
d.年齢
e.腹囲
正答の理由
b、dです。CKDの重症度は原因、GFR区分、蛋白尿・アルブミン尿区分を組み合わせて評価します。成人の日本人eGFR推算式では血清クレアチニンに加えて年齢と性別を用いるため、選択肢ではこの2つが必要になります。年齢・性別そのものを重症度区分にするわけではありません。
各選択肢の検討
a.血圧:管理や予後評価には重要ですが、CGA重症度分類の直接の区分項目ではありません。
b.性別:日本人の成人eGFR推算式で用います。
c.尿比重:尿濃縮の指標ですが、重症度分類の尿所見は蛋白尿・アルブミン尿です。
d.年齢:日本人の成人eGFR推算式で用います。
e.腹囲:肥満などの評価に用いますが、CGA分類を求める項目ではありません。
覚えるポイント
CKD分類は原因〈C〉、GFR〈G〉、アルブミン尿・蛋白尿〈A〉。GFR推算に何が必要かまで考えます。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。