日本では腹膜透析の患者数は血液透析より少ない|第118回医師国家試験D7

第118回医師国家試験 D7(2024年)

正答:a

問題

我が国において、血液透析に比較して腹膜透析で正しいのはどれか。

a.患者数は少ない。

b.食事制限は厳しい。

c.自宅での施行は困難である。

d.動静脈シャント造設を要する。

e.不均衡症候群を起こしやすい。

正答の理由

aです。日本では血液透析が大多数で、腹膜透析の患者数は少なくなっています。腹膜透析は腹腔内のカテーテルを使い、主に自宅で継続する治療で、動静脈シャントは不要です。緩徐に透析するため急激な浸透圧変化も生じにくくなります。

各選択肢の検討

a.患者数が少ない:日本透析医学会の集計で確認される日本の特徴です。

b.食事制限が厳しい:個別調整は必要ですが、血液透析より一律に厳しいとはいえません。蛋白喪失や透析液からの糖吸収にも配慮します。

c.自宅施行が困難:在宅で行う代表的な透析方法です。

d.動静脈シャントが必要:腹腔内カテーテルを用い、通常シャント造設を要しません。

e.不均衡症候群が多い:緩徐な透析であり、血液透析より起こしにくい治療です。

覚えるポイント

透析方法は通院・在宅環境、残腎機能、本人の希望や支援体制を含めて選びます。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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