無脈性心室頻拍は直ちに非同期除細動|第118回医師国家試験D3

第118回医師国家試験 D3(2024年)

正答:c

問題

電気ショックが直ちに必要な心電図所見はどれか。

a.心静止

b.心房細動

c.無脈性心室頻拍

d.完全房室ブロック

e.無脈性電気活動〈PEA〉

正答の理由

cです。心停止での除細動適応リズムは心室細動と無脈性心室頻拍です。胸骨圧迫を行いながら、準備ができ次第速やかに非同期の電気ショックを行います。心静止・無脈性電気活動は除細動の適応ではありません。

各選択肢の検討

a.心静止:除細動せず、胸骨圧迫、薬剤、可逆的原因への対応を行います。

b.心房細動:循環動態が不安定なら同期カルディオバージョンを検討しますが、波形だけで直ちに電気ショックとはしません。

c.無脈性心室頻拍:心停止の除細動適応リズムです。

d.完全房室ブロック:徐脈の程度や循環動態に応じてペーシングなどを行います。

e.PEA:電気活動があっても拍出がない状態で、除細動の適応ではありません。

覚えるポイント

心停止では「除細動できるリズムか」を確認し、胸骨圧迫を中断する時間を短くします。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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