最大呼気後にも肺に残る量が残気量|第118回医師国家試験C23

第118回医師国家試験 C23(2024年)

正答:c

問題

健常者と進行したCOPD患者との肺気量分画(別冊No.2)を別に示す。

残気量はどれか。

a.①

b.②

c.③

d.④

e.⑤

③は最大呼気後に残る肺内気量。COPDでは最下段の割合が増加。
別冊No.2:健常者と進行したCOPD患者の肺気量分画 / 出典:厚生労働省・第118回C別冊(原本の該当ページ)

正答の理由

残気量〈RV〉は最大限に息を吐いても肺内に残る気量で、図の最下段の③に相当しcです。進行したCOPDでは呼気時の気道閉塞・エアトラッピングにより残気量が増加しています。

画像の見方

健常者の最下段が③で示され、これが残気量です。進行したCOPDでは最下段が大きく増加し、安静呼気位と全肺気量も高くなっています。エアトラッピングと肺過膨張を表す図です。

各選択肢の検討

a.①:全肺気量です。最大吸気時の肺内気量全体を示します。

b.②:機能的残気量です。安静呼気終末の肺内気量で、残気量と予備呼気量を合わせたものです。

c.③:正しい。最大呼気後に残る残気量です。

d.④:予備吸気量です。安静吸気位からさらに吸える量です。

e.⑤:最大吸気量〈吸気容量〉です。安静呼気位から最大吸気位までの量です。

覚えるポイント

通常のスパイロメトリーだけでは残気量を直接測れず、肺気量測定法が必要です。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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