第118回医師国家試験 C22(2024年)
正答:a
問題
基準集団と対象集団の状況を表に示す。
基準集団と対象集団
| 年齢階級 | 基準集団:人口 | 基準集団:死亡数 | 基準集団:死亡率 | 対象集団:人口 | 対象集団:死亡数 | 対象集団:死亡率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 0〜14歳 | 200,000 | 200 | 100.0 | 2,000 | 1 | 50.0 |
| 15〜64歳 | 600,000 | 900 | 150.0 | 4,000 | 4 | 100.0 |
| 65歳〜 | 200,000 | 600 | 300.0 | 4,000 | 8 | 200.0 |
※死亡数は年間、死亡率は年間人口10万対である。
対象集団の標準化死亡比はどれか。
a.65
b.76
c.110
d.130
e.170
正答の理由
基準集団の年齢別死亡率を対象集団の人口に当てはめると、期待死亡数は2,000×100/100,000=2人、4,000×150/100,000=6人、4,000×300/100,000=12人、合計20人です。観察死亡数は1+4+8=13人なので、標準化死亡比は13/20×100=65となりaです。
各選択肢の検討
a.65:正しい。観察死亡数13人÷期待死亡数20人×100です。
b.76:年齢別の期待死亡数の合計20人を分母にすると得られません。
c.110:観察死亡数は期待死亡数より少なく、100を超えません。
d.130:対象集団の粗死亡率は人口10万対130ですが、標準化死亡比ではありません。
e.170:粗死亡率や人口構成の値をそのまま比に用いません。
覚えるポイント
対象集団の年齢別人口に基準集団の年齢別死亡率を掛ける、間接法の計算です。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。