妊娠中は血漿量増加が赤血球量増加を上回りHtが低下する|第118回医師国家試験C3

第118回医師国家試験 C3(2024年)

正答:e

問題

妊娠末期に非妊娠時と比較し低下するのはどれか。

a.心拍数

b.白血球数

c.糸球体濾過量

d.インスリン抵抗性

e.ヘマトクリット値

正答の理由

妊娠では赤血球量も増加しますが、血漿量の増加がより大きいため血液が希釈され、ヘマトクリット値は非妊娠時より低下します。したがってeです。心拍数、白血球数、糸球体濾過量、妊娠末期のインスリン抵抗性はいずれも一般に増加します。

各選択肢の検討

a.心拍数:循環需要に対応して増加します。

b.白血球数:生理的に増加する傾向があります。

c.糸球体濾過量:妊娠に伴う腎血流増加などにより増加します。

d.インスリン抵抗性:胎盤由来ホルモンなどにより妊娠後半で増加します。

e.ヘマトクリット:正しい。相対的な血液希釈によって低下します。

覚えるポイント

生理的な希釈と鉄欠乏性貧血は同じではなく、必要に応じ鉄代謝などを評価します。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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