第117回医師国家試験 F36(2023年)
正答:c
問題
生後1分の女児。在胎40週5日、経腟分娩で出生した。心拍は6秒間に12回、啼泣は強い。四肢を活発に動かし、刺激に対して咳嗽を認める。皮膚にわずかに胎便が付着している。皮膚色は全身暗紫色である。
この児のApgarスコアはどれか。
a.6点
b.7点
c.8点
d.9点
e.10点
正答の理由
心拍は12回/6秒=120/分で2点、強い啼泣で呼吸2点、活発な四肢運動で筋緊張2点、刺激で咳嗽するため反射2点です。全身暗紫色の皮膚色は0点で、合計8点となります。胎便の付着自体はApgarの採点項目ではありません。
各選択肢の検討
a.該当しません。心拍、呼吸、筋緊張、反射は各2点です。
b.皮膚色以外の4項目が各2点なので7点ではありません。
c.正しい。2+2+2+2+0=8点です。
d.四肢のみのチアノーゼなら皮膚色1点ですが、本例は全身暗紫色です。
e.皮膚色が全身良好な場合は2点ですが、本例は0点です。
覚えるポイント
Apgarの皮膚色は、全身チアノーゼ0点・末梢のみ1点・全身良好2点。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。