アナフィラキシーではアドレナリンの自己注射がある|第117回医師国家試験E18

第117回医師国家試験 E18(2023年)

正答:c

問題

アナフィラキシーにおけるアドレナリン投与について適切なのはどれか。

a.皮下に投与する。

b.妊婦には使用しない。

c.自己注射が認められている。

d.不整脈がある場合は使用しない。

e.ショックになってから投与する。

正答の理由

アナフィラキシーの第一選択は大腿前外側へのアドレナリン筋肉内投与です。重症反応の再発に備えて処方される自己注射製剤があり、cを選びます。妊娠や不整脈があることだけを理由に救命に必要な投与を見送りません。

各選択肢の検討

a.皮下より速やかな吸収が得られる筋肉内投与を行います。

b.妊婦でも適切に使用し、母体と胎児の低酸素・循環不全を防ぎます。

c.正しい。適応を判断して自己注射製剤を処方し、使う時期と手順を指導します。

d.不整脈等のリスクを監視しますが、生命を脅かすアナフィラキシーへの投与を一律に禁忌としません。

e.ショックを待たず、アナフィラキシーを認めた時点で速やかに投与します。

覚えるポイント

アナフィラキシーはショックになる前からアドレナリン筋注を行う。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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