第117回医師国家試験 E13(2023年)
正答:c
問題
疾患と特徴的な症候との組合せで誤っているのはどれか。
| 疾患 | 症候 | ||
|---|---|---|---|
| a | 関節リウマチ | ― | 中足趾節関節の腫脹 |
| b | 乾癬性関節炎 | ― | 遠位指節間関節の腫脹 |
| c | 強直性脊椎炎 | ― | 安静により改善する腰背部痛 |
| d | Sjögren症候群 | ― | 舌乳頭の萎縮 |
| e | 皮膚筋炎 | ― | 頸部における屈筋優位の筋力低下 |
正答の理由
強直性脊椎炎の炎症性腰背部痛は、安静で悪化し運動で改善するのが典型です。「安静により改善する」とするcが誤りです。
各選択肢の検討
a.中足趾節関節は関節リウマチで腫脹・疼痛を生じる部位です。
b.遠位指節間関節の炎症は乾癬性関節炎でみられます。
c.誤り。炎症性腰背部痛は安静・不活動で悪化し、動くと軽減することが典型です。
d.口腔乾燥に伴う舌の変化として舌乳頭の萎縮を認め得ます。
e.近位筋や頸部屈筋の筋力低下がみられます。
覚えるポイント
炎症性腰背部痛は夜間・安静で悪化し、運動で改善する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。