第117回医師国家試験 D8(2023年)
正答:b
問題
新生児壊死性腸炎の発症要因でないのはどれか。
a.敗血症
b.母乳栄養
c.低酸素血症
d.低出生体重
e.動脈管開存
正答の理由
母乳栄養は、早産児・低出生体重児の壊死性腸炎を減らす方向に働くため、発症要因でないものとしてbです。腸管の未熟性、感染、低灌流などが発症に関係します。
各選択肢の検討
a.敗血症:感染・全身状態の悪化は発症に関係する要因です。
b.母乳栄養:正しい。母乳は発症リスクを下げる方向に働きます。
c.低酸素血症:腸管の低酸素や虚血に関係します。
d.低出生体重:未熟な腸管をもつ低出生体重児、特に早産児でリスクが高くなります。
e.動脈管開存:腸管血流の低下などを介して発症に関係します。
覚えるポイント
早産・低出生体重児の栄養では母乳による保護効果を押さえる。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。