定期接種による細菌性髄膜炎の減少|第117回医師国家試験D7

第117回医師国家試験 D7(2023年)

正答:d・e

問題

定期予防接種の導入で小児における髄膜炎の発生頻度が著明に減少した感染症はどれか。 2つ選べ。

a.結核

b.百日咳

c.日本脳炎

d.肺炎球菌感染症

e.インフルエンザ桿菌感染症

正答の理由

Hibワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンの普及・定期接種化によって、これらの菌による小児の侵襲性感染症や細菌性髄膜炎が大きく減少しました。インフルエンザ桿菌は細菌で、インフルエンザウイルスとは異なります。

各選択肢の検討

a.結核:BCGは重症結核の予防に重要ですが、本問で問われる著明な髄膜炎減少の組合せではありません。

b.百日咳:百日咳ワクチンは百日咳を予防しますが、細菌性髄膜炎減少の代表的な原因菌ではありません。

c.日本脳炎:日本脳炎はウイルス性脳炎で、本問の細菌性髄膜炎の組合せではありません。

d.肺炎球菌感染症:正しい。小児用肺炎球菌ワクチンによって減少しました。

e.インフルエンザ桿菌感染症:正しい。特にHibによる髄膜炎がワクチンによって減少しました。

覚えるポイント

小児の細菌性髄膜炎減少はHibと肺炎球菌のワクチン。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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