第117回医師国家試験 C15(2023年)
正答:採点対象から除外(公式正答なし)
問題
医療保険による在宅医療サービスはどれか。3つ選べ。
a.在宅看取り
b.歯科訪問診療
c.妊産婦訪問指導
d.訪問リハビリテーション
e.訪問看護ステーションへの指示書の交付
正答の理由
この問題は厚生労働省により採点対象から除外されています。公式理由は「問題として適切であるが、受験者レベルでは難しすぎるため」です。以下は制度を理解するための参考解説であり、3つの選択肢を公式正答として指定しません。医療保険には在宅看取りに関わる診療・管理、歯科訪問診療、訪問看護指示料などがあります。訪問リハビリテーションも医療保険と介護保険の両方に仕組みがあるため、一律に医療保険の対象外とするのは不正確です。
各選択肢の検討
a.在宅看取り:参考。医療保険で在宅ターミナルケア等の診療・管理が行われます。看取りという出来事全体と個々の算定項目は区別します。
b.歯科訪問診療:参考。通院困難などの条件を満たす患者への歯科訪問診療料が医療保険にあります。
c.妊産婦訪問指導:参考。母子保健法に基づく市町村の保健指導事業で、通常の医療保険診療とは区別します。
d.訪問リハビリテーション:参考。介護保険のサービスに加え、医療保険にも在宅患者訪問リハビリテーション指導管理料があります。要介護認定や急性増悪等によって適用関係が異なります。
e.指示書の交付:参考。医師が要件に沿って訪問看護を指示する際の訪問看護指示料は医療保険で扱います。
覚えるポイント
採点除外の公式理由と、制度上の参考説明を区別します。「訪問リハは常に介護保険だけ」と覚えないことが重要です。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第117回医師国家試験問題および正答
- 厚生労働省:第117回C15の採点除外と公式理由
- 厚生労働省:医療保険の在宅患者訪問リハビリテーション指導管理料
- 厚生労働省:診療報酬の留意事項(訪問看護指示料等)
- 厚生労働省:母子保健法第17条
- 厚生労働省:歯科訪問診療料の対象
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。