第117回医師国家試験 B12(2023年)
正答:c
問題
処方箋について正しいのはどれか。
a.有効期間は1日である。
b.薬剤師に発行権限がある。
c.一般名による薬剤名の記載は有効である。
d.医療機関が特定の保険薬局を指定できる。
e.処方医は自筆で署名をしなくてはならない。
正答の理由
医薬品の一般的名称による一般名処方は有効なのでcを選びます。保険処方箋の使用期間は原則として交付日を含め4日以内です。紙の処方箋には署名のほか記名押印という方法があり、自筆署名だけが必須ではありません。
各選択肢の検討
a.有効期間は1日である。:保険処方箋では原則として交付日を含め4日以内です。特殊な事情で別途使用期間を定める場合があります。
b.薬剤師に発行権限がある。:薬剤師は調剤を行いますが、処方箋を発行する権限はありません。
c.一般名による薬剤名の記載は有効である。:正しい。一般名、剤形、含量を用いる一般名処方が認められています。
d.医療機関が特定の保険薬局を指定できる。:保険医療機関が患者に特定の保険薬局で調剤を受けるよう指示することはできません。
e.処方医は自筆で署名をしなくてはならない。:紙では記名押印も認められます。電子処方箋では所定の電子署名等を用います。
覚えるポイント
一般名処方は有効。使用期間と署名方法も区別して覚える。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第117回医師国家試験問題および正答
- 厚生労働省:診療報酬請求書等の記載要領等(処方箋)
- 厚生労働省:処方箋の使用期間にご留意ください
- 厚生労働省:保険医療機関及び保険医療養担当規則 第19条の3
- 厚生労働省:医師法施行規則第21条(処方箋の記名押印又は署名)
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。