喀血と吐血の鑑別|第117回医師国家試験B2

第117回医師国家試験 B2(2023年)

正答:b

問題

吐血よりも喀血を示唆する所見はどれか。

a.悪心を伴う。

b.咳嗽を伴う。

c.食物残渣を伴う。

d.タール便を伴う。

e.暗赤色の色調である。

正答の理由

喀血は気道・肺からの出血を咳とともに排出するため、咳嗽を伴うbが適切です。吐血は消化管出血を嘔吐するもので、悪心、食物残渣、タール便などが手掛かりになります。

各選択肢の検討

a.悪心を伴う。:吐血を示唆します。

b.咳嗽を伴う。:正しい。気道から血液を排出する際に咳を伴います。

c.食物残渣を伴う。:胃内容を伴う吐血を考えます。

d.タール便を伴う。:主に上部消化管出血でみられる所見です。

e.暗赤色の色調である。:色調だけでは確定できませんが、消化管内で変化した血液を伴う吐血の手掛かりになります。

覚えるポイント

血液の色だけでなく、咳と嘔吐のどちらに伴うかを確認する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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