第116回医師国家試験 F32(2022年)
正答:b・c
問題
転移性卵巣腫瘍の原発巣で頻度が高いのはどれか。2つ選べ。
a.肺癌
b.胃癌
c.大腸癌
d.膀胱癌
e.甲状腺癌
正答の理由
転移性卵巣腫瘍では消化管原発、特に胃癌と大腸癌が重要です。国内の多施設データベースによる報告でも、大腸と胃が主要な原発臓器です。頻度は地域や対象集団で変わりますが、この選択肢ではb、cを選びます。
各選択肢の検討
a.卵巣転移はあり得ますが、この中で頻度の高い原発巣としては胃・大腸を優先します。
b.正しい。胃癌は転移性卵巣腫瘍の主要な原発です。印環細胞癌の卵巣転移はKrukenberg腫瘍の代表です。
c.正しい。大腸癌も主要な原発臓器です。
d.卵巣への転移はまれで、代表的な高頻度原発ではありません。
e.まれな原発であり、胃・大腸に比べて頻度が低いものです。
覚えるポイント
卵巣腫瘍では原発性だけでなく、胃・大腸などからの転移も考える。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。