第116回医師国家試験 F29(2022年)
正答:d・e
問題
国民生活基礎調査から求められる指標はどれか。2つ選べ。
a.婚姻率
b.受療率
c.罹患率
d.有訴者率
e.通院者率
正答の理由
国民生活基礎調査の健康票では、世帯員の自覚症状や通院の状況を調べます。そこから有訴者率と通院者率を算出できます。医療機関を対象とする患者調査の受療率や、人口動態統計の婚姻率とは調査対象・方法が異なります。
各選択肢の検討
a.選びません。婚姻の届出に基づく人口動態統計から求めます。
b.選びません。患者調査で把握する推計患者数などから算出する、調査日に医療を受けた人の人口当たりの指標です。
c.選びません。一定期間の新規発症を把握する必要があり、国民生活基礎調査の有訴者率とは異なります。
d.正しい。病気やけが等による自覚症状のある者の、人口千人当たりの数です。
e.正しい。病気やけがで医療機関等に通っている者の、人口千人当たりの数です。
覚えるポイント
国民生活基礎調査は生活者から聞く有訴者率・通院者率、患者調査は受療率。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。