第116回医師国家試験 E19(2022年)
正答:c
問題
静脈採血の合併症として最も起こる可能性が低いのはどれか。
a.消毒薬に対するアレルギー反応
b.血管迷走神経反射
c.横紋筋融解症
d.神経損傷
e.皮下血腫
正答の理由
通常の静脈採血で知られる合併症は、皮下血腫、血管迷走神経反射、神経損傷や消毒薬への過敏反応などです。広範な骨格筋障害による横紋筋融解症は、これらと比べて通常の採血からは起こりにくい病態です。
各選択肢の検討
a.消毒薬への過敏反応が起こることがあります。
b.痛みや恐怖を契機に徐脈・血圧低下、失神を来すことがあります。
c.正答。通常の採血の代表的な合併症ではありません。
d.穿刺針が神経に接触するなどして生じ得ます。放散する強い痛みがあれば操作を中止します。
e.血管外への出血や圧迫不足で生じます。
覚えるポイント
採血の合併症は出血、迷走神経反射、神経障害、消毒薬への過敏反応。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。