炎症性リンパ節腫大の圧痛|第116回医師国家試験E3

第116回医師国家試験 E3(2022年)

正答:b

問題

径2 cmのリンパ節で癌の転移よりも炎症性の腫大を疑うのはどれか。

a.硬い。

b.圧痛を伴う。

c.可動性が乏しい。

d.鎖骨上窩にある。

e.辺縁が不整である。

正答の理由

炎症性リンパ節腫大は圧痛を伴うことが多く、提示項目ではbが合います。一方、硬い、固定される、鎖骨上窩にある、不整なリンパ節は悪性疾患を警戒する所見です。ただし圧痛の有無だけで良悪性を確定できず、持続期間、増大、全身症状、感染源なども評価します。

各選択肢の検討

a.硬いリンパ節は転移等の悪性疾患を疑います。

b.正しい。炎症による腫大では圧痛が手掛かりになります。

c.周囲への浸潤や癒着を伴う悪性疾患を警戒します。

d.鎖骨上窩の腫大は胸腹部の悪性疾患等を考えます。

e.辺縁不整は悪性疾患を疑う所見で、炎症を支持する項目ではありません。

覚えるポイント

圧痛は炎症を示唆するが、単独で悪性を除外しない。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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