大動脈瘤とBuerger病の病変部位|第116回医師国家試験D6

第116回医師国家試験 D6(2022年)

正答:c

問題

大動脈瘤の原因にならないのはどれか。

a.梅毒

b.動脈硬化

c.Buerger病

d.高安動脈炎

e.Marfan症候群

正答の理由

本問は原因にならないものを選びます。Buerger病は主に四肢の末梢動脈に閉塞性病変を来す疾患であり、大動脈瘤の代表的原因ではありません。ほかの選択肢は大動脈壁の炎症、変性、結合組織の異常等を通じて大動脈瘤に関与します。

各選択肢の検討

a.梅毒性大動脈炎は、特に胸部大動脈瘤の原因になり得ます。

b.大動脈壁の変性を伴う動脈硬化性病変は大動脈瘤と関係します。

c.正答。四肢末梢の閉塞性病変が主であり、大動脈瘤の一般的な原因として選びません。

d.大型血管の炎症により、狭窄だけでなく拡張・瘤形成を来すことがあります。

e.遺伝性結合組織疾患で、大動脈基部拡張や大動脈瘤・解離に注意します。

覚えるポイント

Buerger病は四肢末梢の閉塞性病変、高安動脈炎は大動脈・主要分枝の病変。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第116回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました