第116回医師国家試験 C16(2022年)
正答:d
問題
痛みを主訴に受診するのはどれか。
a.子宮前屈
b.子宮腔癒着
c.子宮腟部びらん
d.バルトリン腺炎
e.子宮頸管ポリープ
正答の理由
バルトリン腺の感染・炎症、特に膿瘍形成では外陰部の腫脹と強い疼痛を来し、歩行や座位がつらくなることがあります。感染のないバルトリン腺囊胞とは区別します。
各選択肢の検討
a.子宮の正常な位置の一つであり、前屈そのものが典型的な疼痛疾患ではありません。
b.過少月経、無月経や不妊の原因になります。流出障害により痛む場合はありますが、本問で典型的な疼痛性炎症疾患ではありません。
c.接触出血や帯下の原因となり得ますが、強い疼痛を主症状とする病態ではありません。
d.正しい。外陰部に有痛性腫脹を来します。
e.不正性器出血などで発見され、通常は痛みが主症状ではありません。
覚えるポイント
有痛性の外陰部腫脹ではバルトリン腺炎・膿瘍を考える。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。