日本の成人心臓移植の背景|第116回医師国家試験A5

第116回医師国家試験 A5(2022年)

正答:c

問題

我が国での成人心臓移植について正しいのはどれか。

a.10年生存率は約10 %である。

b.年間約1,000例行われている。

c.原疾患は拡張型心筋症が最も多い。

d.原則として術後に免疫抑制薬は用いられない。

e.2015年以降の平均待機期間は1年以下である。

正答の理由

日本の成人心臓移植では、原疾患として拡張型心筋症が最も多いことが正しい選択肢です。良好な長期成績が得られる一方、ドナー不足から長い待機期間を要し、移植後も拒絶反応を防ぐ免疫抑制療法が必要です。

各選択肢の検討

a.国内の長期生存率は約10 %という低い値ではありません。

b.国内年間施行数は年によって変動しますが、約1,000例という規模ではありません。

c.正しい。成人の主な移植適応疾患です。

d.移植後は原則として免疫抑制薬が必要です。

e.待機は一般に年単位に及び、平均1年以下とはいえません。

覚えるポイント

統計の年次に注意し、原疾患・待機と移植後管理を区別して覚える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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