単独で低血糖を起こしやすいSU薬|第116回医師国家試験A4

第116回医師国家試験 A4(2022年)

正答:d

問題

単剤の内服で低血糖の原因になる可能性が高いのはどれか。

a.DPP-4阻害薬

b.SGLT2阻害薬

c.ビグアナイド薬

d.スルホニル尿素薬

e.αグルコシダーゼ阻害薬

正答の理由

スルホニル尿素薬は膵β細胞のKATPチャネルを閉鎖してインスリン分泌を促し、血糖が低い状態でも作用し得るため単剤でも低血糖を起こします。高齢、腎機能低下、食事量減少などで特に注意します。

各選択肢の検討

a.血糖依存性にインクレチン作用を高めるため、単剤での低血糖は比較的少ない薬です。

b.尿糖排泄を促し、単剤では低血糖は比較的少ない薬です。

c.肝糖産生抑制などが主作用で、単剤では通常低血糖を起こしにくい薬です。

d.正しい。インスリン分泌促進作用により低血糖を起こし得ます。

e.糖質吸収を遅らせ、単剤での低血糖は少ない薬です。

覚えるポイント

インスリン分泌を血糖非依存的に促す薬では単独でも低血糖に注意する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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