中心性漿液性脈絡網膜症の症状と検査|第116回医師国家試験A3

第116回医師国家試験 A3(2022年)

正答:a

問題

中心性漿液性脈絡網膜症について誤っているのはどれか。

a.夜盲を自覚する。

b.変視症を自覚する。

c.自然治癒することが多い。

d.蛍光眼底造影が有用である。

e.光干渉断層計〈OCT〉が有用である。

正答の理由

黄斑部に漿液性網膜剥離を生じ、変視症、中心の見づらさ、小視症などを来します。夜盲は網膜色素変性など杆体機能障害でみられる代表的症状で、この疾患の典型的自覚症状ではありません。

各選択肢の検討

a.正解。暗所で見えにくくなる夜盲は典型的な症状ではありません。

b.黄斑部の病変により物がゆがんで見えます。

c.急性例では自然軽快することが多い一方、遷延・再発し視機能が障害される場合もあります。

d.漏出点や脈絡膜病変の評価に用います。

e.網膜下液・網膜剥離などの形態評価に有用です。

覚えるポイント

黄斑病変の変視症と、杆体障害の夜盲を区別する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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