睡眠時無呼吸症候群に伴う高血圧|第116回医師国家試験A1

第116回医師国家試験 A1(2022年)

正答:c

問題

睡眠時無呼吸症候群による高血圧について、正しくないのはどれか。

a.夜間高血圧となることが多い。

b.肥満患者では減量を推奨する。

c.α遮断薬が第一選択薬である。

d.家庭血圧では早朝に高血圧となることが多い。

e.持続的気道陽圧法〈CPAP〉で降圧が期待される。

正答の理由

睡眠時無呼吸症候群では夜間の反復する低酸素や覚醒反応により交感神経活動が高まり、夜間・早朝高血圧を来しやすくなります。肥満例への減量とCPAPなどの原因治療を行い、降圧薬は合併症なども踏まえて選択します。α遮断薬を一律の第一選択とはしません。

各選択肢の検討

a.夜間の血圧が低下しない、または上昇することがあります。

b.適正体重へ向けた減量を勧めます。

c.正解。睡眠時無呼吸に伴う高血圧だからα遮断薬を第一選択にする、という推奨はありません。

d.夜間から早朝にかけての血圧上昇が家庭血圧でみられます。

e.CPAPで無呼吸・低酸素が改善し、降圧効果を期待できます。程度には個人差があります。

覚えるポイント

夜間・早朝高血圧や治療抵抗性高血圧ではOSAを考え、薬物と原因治療の両方を行う。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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