尿沈渣の顆粒円柱を異常所見として評価する|第115回医師国家試験F14

第115回医師国家試験 F14(2021年)

正答:c

問題

健康診断の尿沈渣で各視野に1つでも認められたとき異常となるのはどれか。

a.赤血球

b.白血球

c.顆粒円柱

d.硝子円柱

e.扁平上皮

正答の理由

顆粒円柱は尿細管で形成される円柱の一種で、尿細管障害等を示唆する所見として評価します。赤血球、白血球、扁平上皮は少数なら生理的・採尿時の混入等でみられ、少数の硝子円柱も脱水や運動等で出現し得ます。顆粒円柱の検出だけで病名や腎障害の重症度を確定せず、形態・量・持続性と臨床所見を合わせます。

各選択肢の検討

a.少数は基準範囲に含まれることがあり、1個だけで異常とはしません。

b.少数なら生理的にもみられ、程度や症状等を評価します。

c.正しい。病的円柱として腎・尿細管病変を考えて評価します。

d.少数は健常者や脱水・運動等でもみられます。

e.採尿時の混入等でも認められ、1個だけで病的としません。

覚えるポイント

顆粒円柱は腎病変を考える所見。硝子円柱は少数なら生理的にも出現する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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