肘部管症候群では尺骨神経伝導を評価する|第115回医師国家試験E14

第115回医師国家試験 E14(2021年)

正答:a

問題

末梢神経伝導検査が診断に有用なのはどれか。

a.肘部管症候群

b.Parkinson病

c.多発性筋炎

d.脊髄損傷

e.脳梗塞

正答の理由

肘部管症候群は肘部での尺骨神経の絞扼性ニューロパチーです。神経伝導検査で肘をまたぐ伝導速度の低下や伝導ブロック等を調べ、障害の局在・重症度を評価します。他の選択肢は主に中枢神経または筋の疾患で、末梢神経伝導検査を診断の中心とする病態ではありません。

各選択肢の検討

a.正しい。肘部の尺骨神経障害の評価に有用です。

b.主に中枢の運動系の疾患で、末梢神経伝導検査で診断するものではありません。

c.筋原性障害を評価する針筋電図等と、末梢神経の伝導検査は区別します。

d.画像や神経学的所見を中心に評価します。併存末梢障害の評価で伝導検査を行う場合はあります。

e.中枢の血管障害で、脳画像などを用いて診断します。

覚えるポイント

絞扼性末梢神経障害の局在・重症度には神経伝導検査が有用。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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