第115回医師国家試験 E10(2021年)
正答:d
問題
良性発作性頭位めまい症について正しいのはどれか。
a.難聴を伴う。
b.小児に好発する。
c.一過性の意識消失を伴う。
d.頭位変換時に眼振を示す。
e.浮遊耳石は半規管由来である。
正答の理由
耳石器、主に卵形囊から脱落した耳石が半規管内に入るなどして、頭位変換時に短い回転性めまいと特徴的な眼振を生じます。後半規管型ではDix-Hallpike法などで眼振を誘発して診断します。難聴や失神を典型的に伴う疾患ではありません。
各選択肢の検討
a.新たな難聴を伴う場合は他疾患や併存病変も検討します。
b.加齢などとの関連があり、小児に好発する疾患ではありません。
c.意識は通常保たれます。失神があれば別の原因を評価します。
d.正しい。頭位変換により、障害半規管に応じた眼振がみられます。
e.耳石は通常卵形囊などの耳石器に由来し、半規管で作られるものではありません。
覚えるポイント
BPPVは頭位変換・短いめまい・特徴的眼振。耳石は耳石器由来。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。