慢性咳嗽と上気道症状・胃食道逆流|第115回医師国家試験D13

第115回医師国家試験 D13(2021年)

正答:a・c

問題

慢性咳嗽をきたすのはどれか。2つ選べ。

a.後鼻漏

b.食道憩室

c.逆流性食道炎

d.食道カンジダ症

e.機能性ディスペプシア

正答の理由

後鼻漏を伴う上気道疾患と胃食道逆流は慢性咳嗽の重要な鑑別です。上気道炎症や逆流による刺激・咳反射過敏が関与し得ます。ただし後鼻漏や食道炎があるだけで咳の原因と決めず、病歴と他の原因・治療反応を評価します。

各選択肢の検討

a.正しい。上気道咳症候群として慢性咳嗽との関連を検討します。

b.食道憩室でも逆流・誤嚥により咳が生じ得ますが、公式正答の代表的2項目はaとcです。

c.正しい。胃食道逆流に伴う慢性咳嗽を考えます。

d.嚥下痛や嚥下障害等が主で、提示肢の代表的2原因には選ばれません。

e.上腹部症状を特徴とし、慢性咳嗽の代表的原因ではありません。

覚えるポイント

咳嗽と逆流の関連はあるが、全例に酸分泌抑制薬が有効なわけではない。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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