第115回医師国家試験 D10(2021年)
正答:d・e
問題
経尿道的手術が第一選択となるのはどれか。2つ選べ。
a.尿管癌
b.腎細胞癌
c.前立腺癌
d.膀胱結石
e.前立腺肥大症
正答の理由
膀胱結石では経尿道的砕石術、前立腺肥大症で手術適応がある場合にはTURPや経尿道的核出術等が代表です。前立腺肥大症の全例で手術が初回治療という意味ではなく、症状・合併症・薬物治療への反応や前立腺容量等を踏まえます。
各選択肢の検討
a.尿管癌は病期・リスクに応じ腎尿管全摘や腎温存治療を選び、経尿道手術を一律第一選択とはしません。
b.腎部分切除・腎摘除や病期に応じた薬物治療等を検討します。
c.根治目的の治療は病期に応じ前立腺全摘・放射線治療等で、TURPを根治手術とはしません。
d.正しい。施行可能なら経尿道的砕石術が推奨されます。
e.正しい。手術を行う場合、経尿道的切除・核出等を病態に合わせ選びます。
覚えるポイント
疾患への初回治療と、手術適応時の術式選択を区別する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。