第115回医師国家試験 C21(2021年)
正答:d
問題
母体背景と周産期合併症の組合せで誤っているのはどれか。
| 選択肢 | 母体背景 | 周産期合併症 |
|---|---|---|
| a | 喫煙 | 常位胎盤早期剝離 |
| b | 高齢 | 流産 |
| c | 肥満 | 妊娠高血圧症候群 |
| d | 低体重 | 巨大児出産 |
| e | 子宮筋腫術後 | 子宮破裂 |
正答の理由
妊娠前の低体重は低出生体重児や胎児発育不全などと関連し、巨大児を典型的な合併症とはしません。巨大児は母体糖尿病や肥満などとの関連が重要です。他の4肢は周産期リスクとして妥当な組合せです。個々の妊娠では体重だけで決まらず、既往や妊娠経過も評価します。
各選択肢の検討
a.喫煙は常位胎盤早期剝離や胎児発育不全などのリスクです。
b.母体年齢の上昇に伴い流産のリスクが上昇します。
c.肥満は妊娠高血圧症候群等のリスクと関連します。
d.正答。低体重と巨大児出産は典型的な方向が逆です。
e.子宮筋層の手術瘢痕は子宮破裂のリスクになり得ます。手術部位や切開の程度等でも異なります。
覚えるポイント
低体重は小さい児、肥満・糖尿病は大きい児という代表的関連を押さえる。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。