通常の酸素投与器具と流量の対応|第115回医師国家試験C4

第115回医師国家試験 C4(2021年)

正答:a

問題

酸素投与器具と流量の組合せで適切なのはどれか。

選択肢 酸素投与器具 流量
a 鼻カニューラ 1 L/分
b 鼻カニューラ 7 L/分
c フェイスマスク 1 L/分
d フェイスマスク 3 L/分
e リザーバー付マスク 4 L/分

正答の理由

通常の低流量鼻カニューラは概ね1〜6 L/分で用い、1 L/分は適切です。単純フェイスマスクは呼気の再呼吸を避けるため通常5 L/分以上が必要です。リザーバー付マスクもバッグが十分膨らむ流量を確保し、4 L/分では不足します。実際の投与は目標SpO2や血液ガス、呼吸状態に合わせ、専用の高流量鼻カニューラとは区別します。

各選択肢の検討

a.正しい。通常の鼻カニューラで使用する低流量の範囲です。

b.通常の低流量鼻カニューラの一般的使用範囲を超えます。専用HFNCと同一視しません。

c.単純フェイスマスクでは流量が不足し、呼気再呼吸を起こし得ます。

d.単純フェイスマスクで通常必要な最低流量に達しません。

e.リザーバーバッグへの酸素供給が不足します。通常は10〜15 L/分程度を確保し、器具・患者の状態を確認します。

覚えるポイント

単純マスクの低すぎる流量は再呼吸の危険。器具に合う流量と目標酸素化を確認する。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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