第115回医師国家試験 B17(2021年)
正答:a
問題
疾患と症状の組合せで可能性が低いのはどれか。
| 選択肢 | 疾患 | 症状 |
|---|---|---|
| a | 小脳梗塞 | 同名半盲 |
| b | 聴神経腫瘍 | 語音明瞭度低下 |
| c | 突発性難聴 | 耳鳴 |
| d | パニック障害 | 動悸 |
| e | 良性発作性頭位めまい症 | 寝返り時のめまい |
正答の理由
同名半盲は、視索・視放線・後頭葉視覚野など視交叉より後方の病変で起こります。小脳単独の梗塞では失調・構音障害・めまいなどを考え、同名半盲との組合せは典型的ではありません。
各選択肢の検討
a.正答。小脳単独の障害は同名半盲の典型的な原因ではありません。
b.後迷路性の聴覚障害により語音明瞭度が低下し得ます。
c.急性感音難聴に耳鳴を伴うことがあります。
d.動悸はパニック発作の代表的な自律神経症状です。
e.寝返りなどの頭位変換で短いめまいが誘発されます。
覚えるポイント
同名半盲は後視路、失調は小脳という局在を整理する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。