本人の意思が不明な場合は推定意思を尊重する|第115回医師国家試験B16

第115回医師国家試験 B16(2021年)

正答:e

問題

終末期における意思決定のプロセスについて正しいのはどれか。

a.対象は癌患者である。

b.意思決定は変化することはない。

c.積極的安楽死が選択肢の一つとなる。

d.可能な限り生命を維持したいと希望する患者は対象とならない。

e.本人の意思が確認できない場合、家族等による推定意思が尊重される。

正答の理由

本人が意思を表明できない場合、家族等が本人の価値観や過去の発言を踏まえて推定した意思を尊重し、医療・ケアチームと方針を検討します。家族自身の希望に置き換えることではありません。推定できない場合も、本人にとっての最善を話し合います。

各選択肢の検討

a.癌以外の疾患も対象となります。

b.意向は病状や経験で変わるため、繰り返し確認します。

c.積極的安楽死は、厚生労働省の意思決定ガイドラインの対象ではありません。

d.生命維持を希望する人も、その意向を踏まえた話し合いの対象です。

e.正しい。本人の価値観に基づく推定意思を尊重します。

覚えるポイント

終末期の方針は本人の意思を中心に、変化に応じて繰り返し話し合う。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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