咀嚼・食塊形成・咽頭収縮が嚥下に関わる|第115回医師国家試験B13

第115回医師国家試験 B13(2021年)

正答:a

問題

高齢者の嚥下障害の原因とならないのはどれか。

a.嗅覚低下

b.歯牙欠損

c.舌運動低下

d.唾液分泌低下

e.咽頭収縮力低下

正答の理由

歯の欠損、舌運動低下、唾液減少は食塊の形成・送り込みを妨げ、咽頭収縮力低下は食塊通過を障害します。嗅覚低下は食欲や食べ物の認知に影響しますが、提示肢の中では直接的な嚥下運動障害の原因として選ばれません。食行動への間接的な影響まで否定するものではありません。

各選択肢の検討

a.正答。嗅覚は食欲・認知に関与しますが、他の4肢は嚥下機能へより直接に影響します。

b.咀嚼を妨げ、十分な食塊形成が難しくなります。

c.食塊形成と口腔から咽頭への送り込みが低下します。

d.潤滑と食塊形成が不十分になります。

e.食塊の通過・排出が不十分となり、咽頭残留につながります。

覚えるポイント

嚥下は歯・舌・唾液・咽頭筋が連携する機能。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

第115回の一覧へ戻る

タイトルとURLをコピーしました