第115回医師国家試験 B1(2021年)
正答:a
問題
リスクファクターと疾患の組合せで正しいのはどれか。
| 選択肢 | リスクファクター | 疾患 |
|---|---|---|
| a | 飲酒 | 食道癌 |
| b | 低体重 | 睡眠時無呼吸症候群 |
| c | 体重増加 | フレイル |
| d | 食物繊維の摂取 | 糖尿病 |
| e | n-3系多価不飽和脂肪酸摂取 | 虚血性心疾患 |
正答の理由
飲酒は食道癌、特に扁平上皮癌のリスク因子です。アルコール代謝で生じるアセトアルデヒドなどが発癌に関与します。他の選択肢は、一般的な危険因子の方向や代表的な組合せが異なります。
各選択肢の検討
a.正しい。飲酒は食道扁平上皮癌の確立したリスクです。
b.閉塞性睡眠時無呼吸では肥満が代表的リスクです。低体重でも解剖学的要因等で発症はし得ます。
c.フレイルの代表的評価項目は意図しない体重減少です。ただし肥満とフレイルが併存することもあります。
d.食物繊維摂取を糖尿病発症の代表的リスクとはしません。
e.n-3系脂肪酸摂取を虚血性心疾患の一般的な増悪リスクとはしません。製剤・量により効果は異なります。
覚えるポイント
危険因子は、疾患との関連だけでなく増減の方向を確認する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。