減圧障害の関節痛と骨壊死|第115回医師国家試験A14

第115回医師国家試験 A14(2021年)

正答:a・b

問題

減圧症で認められるのはどれか。2つ選べ。

a.関節痛

b.骨壊死

c.骨髄炎

d.半月板損傷

e.離断性骨軟骨炎

正答の理由

高圧下で組織に溶けた不活性ガスが減圧に伴い気泡化し、組織・循環障害を起こします。急性の減圧症では関節痛が代表的です。骨壊死は高圧・減圧曝露に伴う慢性の減圧性骨障害として認められ、急性症状と発症時期を区別します。

各選択肢の検討

a.正しい。四肢の関節周囲の痛みを生じます。

b.正しい。減圧性骨壊死として遅れて判明することがあります。

c.細菌感染等による骨病変で、気泡化による代表的病態ではありません。

d.膝の機械的損傷で、減圧症の代表的障害ではありません。

e.骨軟骨の局所障害ですが、設問の減圧曝露による代表的病態は骨壊死です。

覚えるポイント

減圧症の関節痛と、慢性の減圧性骨壊死を区別して覚える。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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