第114回医師国家試験 F14(2020年)
正答:b
問題
訪問看護について正しいのはどれか。
a.事業者は医療法人に限られる。
b.医師の指示を受けて業務を行う。
c.人工呼吸器の在宅管理は業務ではない。
d.介護保険による訪問回数は、原則週1回までである。
e.介護保険が適用される場合、訪問看護の自己負担は3割である。
正答の理由
訪問看護では、主治医の指示に基づき、看護師等が利用者の自宅で療養上の世話や診療の補助を行います。介護保険を利用する場合でも、医師の指示が不要になるわけではありません。
各選択肢の検討
a.誤り。医療法人以外の法人等も事業者となることができます。
b.正しい。主治医の指示に基づいて訪問看護を提供します。
c.誤り。在宅人工呼吸療法を受ける患者への看護や機器管理の支援も対象となります。対応可能な内容は各事業所の体制により異なります。
d.誤り。介護保険による訪問看護を一律に週1回までとする規定ではありません。必要性やケアプラン、給付の限度等に応じて利用します。
e.誤り。利用者負担は原則1割で、一定以上の所得がある人は2割または3割です。すべての利用者が3割ではありません。
覚えるポイント
訪問看護は医師の指示が必要。介護保険の負担割合や利用回数を一律に扱わない。
出典・参考資料
- 厚生労働省:第114回医師国家試験問題および正答
- 厚生労働省:訪問看護のサービスと利用者負担
- 厚生労働省:訪問看護の基本情報の読み解き方(人工呼吸療法等)
- 厚生労働省:指定訪問看護事業者の指定を受けることができる者について
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。