神経管閉鎖障害予防の葉酸は妊娠前から|第114回医師国家試験F8

第114回医師国家試験 F8(2020年)

正答:a

問題

胎児神経管閉鎖障害の予防を目的として葉酸を服用する場合、適切な開始時期はどれか。

a.妊娠の1か月以上前

b.妊娠10週

c.妊娠20週

d.妊娠30週

e.妊娠36週

正答の理由

神経管は妊娠のごく初期に形成されるため、予防を目的とする葉酸摂取は妊娠前から始めます。日本では妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの摂取が示されています。通常の食事に加え、通常の食品以外から葉酸400μg/日を摂取することが推奨されますが、リスクを完全になくすものではありません。

各選択肢の検討

a.正しい。妊娠前から十分な葉酸栄養状態を確保します。

b.誤り。神経管形成の重要な時期を過ぎており、予防目的の開始時期として適切ではありません。

c.誤り。妊娠中期からの開始では、神経管閉鎖障害の予防に必要な時期に間に合いません。

d.誤り。妊娠後期は予防目的の開始時期ではありません。

e.誤り。出産間近からの開始では、神経管形成時期の葉酸を確保できません。

覚えるポイント

葉酸による神経管閉鎖障害予防は妊娠前から始める。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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