正期産に近い胎児の健常性評価|第114回医師国家試験C29

第114回医師国家試験 C29(2020年)

正答:c・d

問題

妊娠37週の胎児および胎児付属物と正常な所見の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

選択肢 胎児・胎児付属物 所見
a 胎児心拍数 90/分
b 推定胎児体重 1,900 g
c 羊水指数〈AFI〉 12 cm
d ノンストレステスト〈NST〉 reactive
e Biophysical profile score〈BPS〉 4点

正答の理由

AFI 12 cmは通常の範囲で、NSTのreactiveは胎動等に伴う適切な心拍数増加を認める所見です。胎児心拍数90/分は徐脈、37週で推定体重1,900 gは小さく、BPS 4点は安心できるスコアではありません。

各選択肢の検討

a.胎児心拍数基線は通常110〜160/分で、90/分は徐脈です。

b.妊娠37週としては小さく、発育曲線に基づく評価が必要です。

c.正しい。AFI 12 cmは羊水過少や過多の値ではありません。

d.正しい。reactive NSTは胎児の健常性を支持します。

e.BPSは通常8〜10点が良好で、4点以下は異常として追加評価・対応を検討します。

覚えるポイント

胎児の評価は心拍・発育・羊水・活動性などを組み合わせる。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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