ロコモティブシンドローム|第114回医師国家試験C17

第114回医師国家試験 C17(2020年)

正答:d

問題

加齢に伴う筋力の低下、関節や脊椎の病気および骨粗鬆症などによる運動器の障害のため移動機能の低下をきたし、要介護となる状態やそのリスクの高い状態を表す概念はどれか。

a.クラッシュシンドローム

b.ダンピングシンドローム

c.メタボリックシンドローム

d.ロコモティブシンドローム

e.コンパートメントシンドローム

正答の理由

骨・関節・筋肉・神経など運動器の障害により、立つ・歩くといった移動機能が低下する状態をロコモティブシンドローム(運動器症候群)と呼びます。進行すると介護を要する危険が高まります。

各選択肢の検討

a.長時間の圧迫・挫滅後に横紋筋融解や高K血症などを来す病態です。

b.胃切除後などに、食物の急速な流入に関連して生じる症候群です。

c.内臓脂肪蓄積と血圧・血糖・脂質異常の集積に関する概念です。

d.正しい。運動器の障害と移動機能の低下が定義の中心です。

e.筋区画内圧の上昇により血流障害などを来す病態です。

覚えるポイント

ロコモは運動器の障害による移動機能低下。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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