第114回医師国家試験 C15(2020年)
正答:e
問題
視野異常と疾患の組合せで正しいのはどれか。
| 選択肢 | 視野異常 | 疾患 |
|---|---|---|
| a | 管状視野 | 視神経炎 |
| b | 同名半盲 | 黄斑疾患 |
| c | 盲中心暗点 | 緑内障 |
| d | Bjerrum暗点 | 視路障害 |
| e | らせん状視野 | 心因性視力障害 |
正答の理由
らせん状視野や管状視野など、生理的な視野の関係に合わない検査結果は機能性の視覚障害(原文では心因性視力障害)を考える所見です。ただし一つの視野パターンだけで確定せず、眼疾患・神経疾患の評価と、保たれた視機能を示す陽性所見を総合します。
各選択肢の検討
a.管状視野は機能性視覚障害でみられる代表的な所見です。視神経炎では中心暗点などを考えます。
b.同名半盲は視交叉より後方の視路病変を示唆します。黄斑疾患の典型的組合せではありません。
c.盲中心暗点は中心と盲点を結ぶ領域の障害で、視神経症などでみられます。緑内障の典型は弓状暗点等です。
d.Bjerrum暗点は緑内障に特徴的な弓状暗点です。本問でいう視路障害との代表的対応ではありません。
e.正しい。らせん状に狭くなる視野は機能性視覚障害で認められます。
覚えるポイント
らせん状・管状視野は機能性、同名半盲は視交叉後方、弓状暗点は緑内障。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。