第114回医師国家試験 C13(2020年)
正答:a
問題
入眠困難を主訴とする不眠症の成人患者に対する指導として適切なのはどれか。
a.「一定時刻に起床し日光を浴びましょう」
b.「可能な限り早い時刻に就床しましょう」
c.「就床前にアルコール飲料を飲むようにしましょう」
d.「一晩に8時間以上就床しているようにしましょう」
e.「就床後、入眠できない時はじっと眠気が来るのを待ちましょう」
正答の理由
起床時刻を整えて朝の光を浴びることは、体内時計と睡眠・覚醒リズムを整える助けになります。眠くないのに早くから長時間寝床にいることや寝酒を勧めません。眠れず苦痛なときはいったん寝床を離れ、眠気が来てから戻るなどの対応を指導します。
各選択肢の検討
a.正しい。規則的な起床と朝の光でリズムを整えます。
b.誤り。就床を早めること自体を目標とせず、眠気に合わせます。
c.誤り。寝酒は睡眠の後半を乱し、習慣化・依存などの問題もあります。
d.誤り。必要な睡眠時間には個人差があり、長い就床時間を一律に強制しません。
e.誤り。眠れないまま寝床で長時間過ごすことが不眠を持続させる場合があります。
覚えるポイント
朝の光と規則的な起床。寝床にいる時間をむやみに増やさない。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。