労災保険の療養給付と費用負担|第114回医師国家試験C2

第114回医師国家試験 C2(2020年)

正答:e

問題

労働災害補償保険について正しいのはどれか。

a.通勤災害は含まれない。

b.保険者は市町村である。

c.労働災害の認定は厚生労働大臣が行う。

d.保険料は労働者と事業者の両者で負担する。

e.保険療養費は被災労働者の自己負担はない。

正答の理由

労災保険による必要な療養は、健康保険のような定率の窓口負担なしに給付されるのが基本です。国が運営し、保険料は事業主が全額負担します。ただし通勤災害の療養給付には原則200円の一部負担があるため、あらゆる給付が例外なく無料という意味ではありません。選択肢eの原文「保険療養費」はそのまま掲げています。

各選択肢の検討

a.誤り。業務災害に加えて通勤災害も対象です。

b.誤り。国が運営する保険制度です。

c.誤り。個別の労災認定・給付決定は所轄労働基準監督署長が行います。

d.誤り。労災保険分は事業主が全額負担します。

e.正しい。必要な療養に健康保険のような定率自己負担はありません。通勤災害の原則200円の一部負担とは区別します。

覚えるポイント

労災は国が運営、保険料は事業主負担。通勤災害の一部負担には留意。

出典・参考資料

問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。

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