第114回医師国家試験 B24(2020年)
正答:c
問題
症候と疾患の組合せで適切でないのはどれか。
| 選択肢 | 症候 | 疾患 |
|---|---|---|
| a | 小顎 | 睡眠時無呼吸症候群 |
| b | 皮疹 | サルコイドーシス |
| c | ばち指 | マイコプラズマ肺炎 |
| d | チアノーゼ | 急性呼吸窮迫症候群〈ARDS〉 |
| e | 口すぼめ呼吸 | COPD |
正答の理由
ばち指は肺癌、肺線維症、気管支拡張症などで見られますが、急性のマイコプラズマ肺炎の典型的所見ではありません。他の組合せはそれぞれの病態で生じ得る所見です。
各選択肢の検討
a.小顎により上気道が狭くなり、閉塞性睡眠時無呼吸の要因となり得ます。
b.サルコイドーシスでは丘疹や結節、結節性紅斑などの皮膚所見が見られます。
c.不適切。急性マイコプラズマ肺炎で一般的に期待する所見ではありません。ばち指があれば別の基礎疾患も検討します。
d.重症の低酸素血症によりチアノーゼを生じ得ます。
e.口すぼめ呼吸は呼気時の気道虚脱を減らす呼吸法で、COPDで見られます。
覚えるポイント
急性肺炎と、ばち指を伴う慢性肺疾患を区別する。
出典・参考資料
問題と正答の出典は厚生労働省です。解説は本サイトが作成した学習用の解説で、厚生労働省の公式解説ではありません。出題時点の設問に沿って説明しています。